天災

先日、岐阜県と長野県の県境にある御嶽山で起きた火山噴火は、あまりにも突然のことで、誰もがびっくりしています。
美しい紅葉を見るために訪れていたはずの登山旅行が大きな災難となってしまった今回、ご急逝されました方々には、心からお悔やみ申し上げます。
「災害は忘れた頃にやってくる」と言いますが、自然界で起きる出来事は、人間の英知では計り知れないことばかりです。
日々、当たり前のように暮らしている私たちですが、いつ何時、事故や事件、災害に巻き込まれるか分かりません。
毎日のように起きる交通事故はあくまでも人災ですが、それも、いくら自分が気を付けていても、ぶつけられることもあります。
今回の噴火でも、たまたまその場に居合わせた中で、生死を分けたのは、一瞬の判断であったのではないかと思います。
ニュース等を通じ、助かった人達の話しを聞いていると、やはり、素早い判断で身を守る行動を起こしていたようです。
また、私がこれまで遭遇してきた色々な事故現場の経験から言えば、特に火災現場においては、誰もが気が動転してしまいます。
以前、消防団員として務めていた時、常に心がけていたのは、落ち着いて行動するよう自分自身に言い聞かせてから出動することでした。
普段から、事故や災害に遭わない努力をするとともに、万が一の時は、慌てず落ち着いて行動することが大切だと思います。
いつ起こるか分からない災難に向けて、お互い心の準備をしておきたいものです。
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観光産業

先週3日間、大垣商工会議所情報サービス部会の視察見学会で、北海道へ行かせてもらいました。
私は40年前から、毎年のように札幌の酒問屋さんを中心に営業活動をしてきましたので、特に目新しいものはないのですが、今回は会議所の役員の方々との旅行であり、同行された方々と懇親を深めることができました。
札幌~小樽~函館と、2泊3日にしてはかなり欲張りの行程でしたので、何となくもったいない気もしましたが、初めての方も何人かおられたので、仕方がないのかなと思いました。
現在、白川村は台湾からの観光客が増えていますが、今回訪れた小樽や函館も、台湾からの団体ツアー客が目につきました。
大垣商工会議所は、近年、観光事業に力を入れ始めたところですが、今回の北海道への同行者は、とても比べ物にならないという感想をもらしていました。
国や地方自治体は、観光産業の育成で地方活性化をしようとしていますが、なかなかむずかしいのではないかと思います。
ただ、全国の大手企業の進出によって、地方の中小企業がどんどん衰退しており、これに変わる産業の一つとして観光産業に目を向け、日本中の県や市が、積極的に取り組んでいるようです。
また、その一環として、地酒蔵の振興事業についても、いろいろお話をいただいています。
地域の活性化という大きな目標の中で、いかにして岐阜県及び大垣市という地域で生きていくことができるかということではないでしょうか。
このような流れの中で、「白川郷にごり酒」というブランドを持っていることを、非常にありがたく感じています。

敬老の日

昨日、9月15日は、敬老の日でした。
新聞によると、日本国民の内、65歳以上の人口が全体の25%を越え、4人に1人が高齢者と呼ばれる世代になったようです。
私も昨年65歳になりましたが、同級生も含め、廻りの同年代の中にも、非常に若々しい人もいれば、年寄くさくなってしまった人もいます。
定年が少しずつ伸び、働くことができる年齢も上がっていますが、その後、仕事を離れると、どうしても生きる気力が半減し、気分的に少しずつ老いていくのかもしれません。
70、80歳を過ぎても健康で元気な人は、普段から体に気を遣い、同時に、生きがいを見つけて、常に前向きに生きている人だと思います。
そんなに大したことでなくても、身近にある自分に出来る何かを見つけ、行動に移すことが大切ではないでしょうか。
今年4月に95歳で亡くなった父は、75歳位でいろいろな役職を退任し、以降、自宅にいる機会が増えました。
元々人のお世話をすることが生きがいのような人でしたので、外の仕事がなくなった時に、自分のためにする何かがなかなか見つからないようでした。
人のために生きることはとてもすばらしいのですが、年を老うと共にそれも難しくなります。
父が過ごした75歳位からの20年間を思い起こし、まずは健康であること、そして、その歳になった時、どのように過ごしたらいいのかと考えるようになりました。
私は、10年後に75歳は迎えます。
まだまだ先であるような気もしますが、決して遠い将来ではありません。
同年代の人達と様々な機会に話をしていますが、お互いに刺激し合って、いつまでも何か社会のお役に立てるように頑張りたいと思います。

税連協

全国の税務署ごとに、税務行政の運営を支える組織「税連協(税務連絡協議会)」があります。
大垣にも、大垣税務署管内を統括する「大垣税務連絡協議会」があり、そこには、大垣法人会を中心に、7つの団体が加盟しています。
私は、大垣法人会の評議員を務めさせていただいていると同時に、税務署に最もお世話になっている立場として、西濃酒造組合が所属する「西濃酒類連絡協議会」の監事という役をいただいています。
また、「大垣間税会」では、どういうわけか、その副会長でもあります。
いずれも税務行政に協力する会であり、税務署にお世話になっている立場上、その役職をお断りしにくいのが実状です。
私達酒造業者は、昔から、酒の製造販売という過程で、お客様から酒税を預かり国に納めるという大切な役割を任されてきました。
消費税が導入されて以来、国税に占める酒税の割合は大変小さくなりましたが、現在でも、年間1兆5千億円もの酒税が納められています。
私が子供の頃には、いつも税務署の人が家にいて、会社の人がピリピリしていたのを覚えています。
最近は報告するだけで良くなり、通常業務はとても楽になりましたが、基本的にお酒は国税局の管理下にあり、3年に一度位の割合で調査が入ります。
この先、消費税が10%になってくると、間接税の割合が益々高くなるのですが、税務当局としては、税連協は大切な団体なのだと感じています。

9月

いよいよ9月となりました。
例年ですと、まだまだ残暑が厳しい時期なのですが、今年は夏が短く、あっという間に秋になってしまいました。
朝晩は少し肌寒く感じることもあり、時には虫の音が聞こえます。
今朝は秋晴れで、空にはうろこ雲があり、庭にはとんぼが飛んでいました。
我々は、自然の中で暮らし、毎日の気候の変化に一喜一憂しています。
人間の五感は非常に繊細で、それがさらに脳を活性化し、生活を豊かにしてくれているのではないかと考えます。
近年、科学技術の発達により、自然の営みとは関係なく作物が造られ、野菜や果物にも季節感が少なくなりました。
その点、私達が業としている日本酒の製造は、この自然界の働きと切っても切れない関係にあります。
春に植えられ、秋に収穫されるお米を使い、気温が下った秋の終わりから冬になる頃に仕込みを始めます。
そして、次の春が始まる頃に酒造りを終えるという、日本ならではの四季の流れに添った仕事が永きにわたり続いてきました。
だからこそ、「日本酒」と言われるのでしょう。
弊社では、諸搬の事情により、来週から仕込みを始めますが、これはこれで大変なことです。
本来あるべき流れと違うことを行うには、仕込タンクに冷却装置を付けるなど、いろいろな努力、工夫が必要となります。
しかし、逆にそういった人に出来ないこと、やらないことを何とか継続し、会社の存続を計っています。
これからも、自然との調和を取りながら、且つ、前向きに頑張っていきたいと思います。
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白川郷にごり酒醸造元 三輪酒造

三輪酒造 三輪高史

Author:三輪酒造 三輪高史
「白川郷にごり酒」「道三 吟雪花」醸造元・三輪酒造の七代目であり、現会長の三輪高史です。
蔵元の想い、酒造りへの想い、地酒に関係する様々な方々の想いを、時代の移り変わりとともに、皆様に届けていきたいと考えております。
日本の文化、日本の心である「日本酒」を、より多くの皆様にご愛飲いただくことを願っております。

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