花燃ゆ

今年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」は、明治維新を生き抜いた吉田松陰の妹、“文(ふみ)”を主人公として物語が進んでいます。
近年、大河ドラマは、戦国時代と幕末を交互に選んでドラマ化しているようです。
私は、司馬遼太郎の本をいろいろ読んで、この時代の人々の生き様について考えさせられることが多くあります。
たまたま我が家が、幕末の大垣藩城代であった小原鉄心と深い関わりあったこともあり、この時代の流れについて、大変興味を持っています。
明治維新という、日本における革命的な出来事の中で、様々な人の思惑が交錯していく様は、現代においても共通することが少なくありません。
もちろん、今日、明治維新のような劇的な変化はありませんが、世の中における様々な変化の中で、何が正しくて、何が間違っているのかを考える時、大変参考になる場合があります。
特に、地方都市で生活する私たちは、中央で起きることに対し、非常に関心を持って日々過ごしています。
現代は、日本中、世界中の情報が瞬時に世界をかけめぐる時代です。
そんな中で、自分に関係することが何なのかを見極め、判断をすることは、非常に困難なことです。
マスコミや評論家が勝手なことを言っているのを聞くと、とっても腹が立つ場合もあります。
情報が溢れかえっている中、大河ドラマのような時代劇は、何となくゆったりとした気分で観ることが出来、とても楽しい時間でもあります。
“文(ふみ)”という主人公の人生を、今年一年感じさせてもらいたいと思っています。
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海外戦略

今週一週間、三輪酒造の社長三輪研二が、アメリカ、カナダへ営業に出かけています。
10数年前、「純米吟醸 白川郷 ささにごり酒」のニューヨークでの販売が始まり、現在、アメリカ国内33州で飲まれています。
ことの始まりは、ニューヨークに拠点を置くワインオブジャパンの武田社長が弊社を来訪され、アメリカでの一手販売のお約束をしたのがきっかけでした。
当時、「サッポロビール」、「白雪」の、アメリカでの特約店であったワインオブジャパンは、地酒にはあまり力を入れていませんでした。
しかし、海外での地酒ブームが少しづつ広がり始めた頃で、日本国内の地酒メーカーを廻り、取り扱いを増やしていこうと考えておられたようです。
日本国内で大分の「麦焼酎いいちこ」を一手販売している日本酒類販売の担当者と共に三輪酒造を訪問され、白川郷の販売を決めていただきました。
それから10数年を経てアメリカ全土に広がり、今やアメリカで売られている地酒のトップテンに入っているそうです。
お蔭様で、今回、ニューヨークのグランドセントラル駅で催される「JAPAN WEEK 2015」の「SAKE BEER」に出品させていただくことになりました。
そのイベントに合わせて、アメリカとカナダでお世話になっている方々へのご挨拶を兼ねて、社長が出かけました。
最近は、国をあげて日本酒の振興に取り組んでいますが、国内の地酒蔵元も、積極的に海外への輸出に努力しています。
弊社では、現在、「白川郷 ささにごり酒」が25ヵ国に輸出され、売上げ全体に占める割合も一割を越えてきました。
国内や、地元地域での販売が大切なのはもちろんですが、今後、海外での販売も重要となってきます。
そういう意味において、若い社長の活躍を、大変嬉しく思っています。

立春

立春も過ぎたというのに、今週始めから寒波が日本列島に南下したため、当地でも雪が積もりました。
蔵としては、現在、大吟醸の仕込み中ですので、この寒さはありがたいことです。
また、今冬は、例年に比べて寒い日が多いようで、お酒の売れ行きも順調です。
現在放映されているNHKドラマの影響でウイスキーが売れているようですが、アルコール全体に占める割合からすればそんなに多くありません。
やはり、様々な状況で、お酒を飲む方がより多く増えることこそ何より大切だと思います。
もうすぐ3月を迎えるにあたり、この調子で年度末を迎えてこれることを願ってます。
最近の国の施策の中に、「地方創生」という言葉をよく耳にします。
しかしながら、私達地方で暮らしている者からすると、東京にいる人達(政治家及び官僚)が地方のことをどこまで分かっているのかと疑問に思うことがよくあります。
結局、世の中の体制は中央での都合で決められてしまうことが多いようです。
地方の声をお客様に聞いてもらうために、私たちは様々な企画をして発信しなければなりません。
せっかく地方創生の予算が出ているのですから、利用させていただけるものがあれば有効に使いたいものです。
新年度に向けて、いろいろ企画を立てて望みたいと思っています。

大垣祭

1月16日に開かれた文部科学省文化審議会において、「大垣祭の軕(やま)行事」が、国の重要無形民俗文化財に指定されることが発表されました。
大垣祭は、大垣八幡神社の例大祭に行われる軕行事で、江戸時代から続く伝統のあるお祭りです。
旧城下10ヵ町が所有する軕と、お殿様から下賜された3軸の軕が、5月の例大祭の日に市内を巡行します。
私が住んでいる船町には、小さな子供が舞台で踊りを披露する「玉の井軕」があり、今年は、私の孫2人も踊り子として参加する予定です。
踊り子も大変ですが、軕を運営する町内の人達は、昔からの伝統を守りつつ様々な行事を行うために、1年かけて準備をしています。
多分、どんなお祭りにおいても、当日の華やかな行事の陰に、多くの人の綿密な準備があり、だからこそ皆さんに楽しんでいただくことが出来るのだと思います。
今回の文化財指定は、軕そのものの指定ではなく、祭りの行事に対しての指定となりました。
大垣祭では出軕運営委員会という組織があり、10ヵ町の代表者と市長を中心とした行政の方々が集まり、年数回の会議が行われます。
その時に決められる中に「申し合わせ」という取り決めがあり、それに従って各町の担当者が祭りの行事を行います。
昔から各町ごとにそれぞれ思いがあり、祭りになると喧嘩になることもあったようです。
三百年以上にわたって受け継がれてきた大垣祭りの伝統を今回の文化財指定を機会により一層盛んになることを願っています。

(※やまの正式な表記は、車へんに山)
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白川郷にごり酒醸造元 三輪酒造

三輪酒造 三輪高史

Author:三輪酒造 三輪高史
「白川郷にごり酒」「道三 吟雪花」醸造元・三輪酒造の七代目であり、現会長の三輪高史です。
蔵元の想い、酒造りへの想い、地酒に関係する様々な方々の想いを、時代の移り変わりとともに、皆様に届けていきたいと考えております。
日本の文化、日本の心である「日本酒」を、より多くの皆様にご愛飲いただくことを願っております。

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