オリンピック

2020年に開催される東京オリンピックのエンブレムがようやく決まりました。
今回は、国立競技場の設計のやり直しやエンブレムの盗作など、スタートから問題が出ており、今後、オリンピック委員会のあり方についても議論されているようです。
50年前のオリンピックの時、私は高校一年生でした。
すばらしく感動したことを覚えいていますが、まさか、再びオリンピックを見ることが出来るとは思いませんでした。
今年8月のリオデジャネイロオリンピックには、岐阜県水泳連盟の関係者が４人も出場します。
4年後の東京オリンピックには、もっと多くの選手が出場できることを祈っています。
私達は、日々、事業を通じて社会にお役に立てるよう頑張っています。
しかし、スポーツを通じて国や地域に貢献することも、人として生きる道だと思います。
世界中のアスリートが目指すオリンピックという晴れ舞台に出場できることは、その人にとって、とても素晴らしいことであると同時に、世界中の人に感動を与えることでしょう。
これから4年後に向けて、様々な形で準備が進められると思いますが、是非とも私達に夢と感動を与えて欲しいものです。

熊本地震

熊本地方で大きな地震が発生し、甚大な被害がありました。
被災された方々に、お見舞申し上げます。
日本の宿命とは言いながら、次々と起きる天災には何とも言えない恐怖を感じます。
当地方も、明治２４年に濃尾大震災が起きて、大変な被害を受けました。
今回と同じような直下型で、規模はマグニチュード８という大きな地震でした。
それから１００年以上経過しており、又いつ起きるか分からない年数が経っています。
弊社の酒蔵は、明治１０年の大火事の後、明治２０年に建てられました。
濃尾地震の際、市内で残った数少ない建物の一つで、現在、国の登録文化財に指定されています。
昨年、北蔵の４本の大黒柱に梁を入れて耐震補強をしましたが、次に大きな地震が起きた場合、多分もたないのではないかと思います。
災害は、忘れた頃にやってくると言いますが、どれだけ供えをしていても自然の力にはかないようがありません。
私達は、日々、家族や社員を守るために努力をしています。
しかし、大自然の営みのお陰で生かされていることを忘れてはいけないと思います。
自然の力というのは、我々人間には到底及びようがありませんが、近年の文明は、それをついつい忘れさせてしまう場合があります。
私は、今年１１月に６８回目の誕生日を迎えますが、自然界では永いようで本当に短い年数です。
東日本大震災の時も感じましたが、今回も当地方が無事であったことに感謝するとともに、災害に遭われた方々が一日も早く普段の生活に戻ることができるようお祈りします。

お花見

春本番となり、連日のように全国のお花見の様子が報道されています。
当地でも、奥の細道むすびの地である大垣船町川湊の桜が見事に満開となりました。
先週の土・日曜日は、この季節恒例となった水門川の舟下りとも相まって、大勢の花見客でに賑わいました。
３日の日曜日には、春の芭蕉祭が開催されましたが、同時に、ＪＲ東海のさわやかウォーキングにおいて大垣市中心街のコースが組まれ、その中に三輪酒造の酒蔵見学（外観のみ）を入れていただきました。
当日は、朝早くから三輪酒造の酒蔵目指して黙々と歩いて来られる方々が大勢あり、甘酒の振る舞いでお出迎えをしました。
連日、テレビで桜のニュースが放映されたこともあってか、午前中だけで、予想をはるかに超える1000人近くのご来店があり、ＪＲ東海さんの力をまざまざと感じることになりました。
近年、大垣の街は観光に力を入れてきましたが、ようやくその花が開きかけています。
奥の細道むすびの地記念館も開館４周年を迎え、近々、累計入館者が100万人を突破するようです。
皆さんで力を合わせて、益々頑張っていきたいと思います。