新規参入

いつの時代も、各企業は様々な事業を計画し、その中から可能性のあるものにトライして事業化を目指しています。
永く続いた事業も時代と共に流行らなくなり、いずれ衰退していくのが世の常であり、そのため、新しい事業を立ち上げて、これまでと違う業界に参入してくる企業も多くあります。
近年、M&Aという手法がはやり、どの業界も異業種からの参入が目につくようになりました。
我々酒類業界でも、最近、大手飲食チェーンを傘下に持つ企業が、中堅清酒メーカーを買収しました。
しかしながら、これらの企業買収には、はたして事業に対する思いはあるのかと疑問に感ずる時があります。
私達経営者は、大小に関わらず、それぞれの事業に想いを持って取り組むべきであり、社会的責任もついて廻るものだと常々考えています。
自らの都合であちらこちらの企業を買収し、不要になったら売りさばくという手法については、いかがなものかと思います。
企業は永遠ではないと思いますが、やはり、できれば少しでも永く続くことを期待して日々努力している訳であり、そのためには、少しずつ中身を変えて利益を上げなければなりません。
日本酒業界に40年余り身をおいた者として、この間いろいろなことがあり、一生懸命頑張ってきたつもりですが、その中でつくづく感じたのが、酒類製造免許のありがたさです。
酒類小売免許が規制緩和されたことにより、残念ながら街の小売屋さんがどんどんなくなりました。
清酒の蔵元も確かに減っていますが、もしも免許なかったら、弊社も含めて、もっと早く消滅していたのではないかと思います。
それが良いかどうかは分かりませんが、嗜好品である清酒が全国一律の味になっては全く面白くありません。
これからも、それぞれの地域にあった様々なお酒が造られることを期待します。
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白川郷にごり酒醸造元 三輪酒造

三輪酒造 三輪高史

Author:三輪酒造 三輪高史
「白川郷にごり酒」「道三 吟雪花」醸造元・三輪酒造の七代目であり、現会長の三輪高史です。
蔵元の想い、酒造りへの想い、地酒に関係する様々な方々の想いを、時代の移り変わりとともに、皆様に届けていきたいと考えております。
日本の文化、日本の心である「日本酒」を、より多くの皆様にご愛飲いただくことを願っております。

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